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掲載日: 2017-08-18

ボーリング柱状図XMLのインポート

- ArcGIS Data Interoperabirity による Spatial ETL ツールの作成

FMEユーザー: ArcGISユーザ | 協力会社: ESRIジャパン株式会社

ArcGIS Data Interoperability は、Esri ArcGIS のエクステンションのひとつ (米 Esri 製品) で、FME の機能を利用した Spatial ETL ツールの作成、実行を可能にするものです。


国土交通省「地質・土質調査成果電子納品要領」に基づいて作成されたボーリング柱状図XMLを読み込み、標題情報、および個別の調査・試験項目ごとのフィーチャークラスで構成されるファイルジオデータベースにデータをインポートするための Spatial ETL ツールを ArcGIS Data Interoperability によって作成しました。

左: ArcToolbox, 右: ツール実行画面(ボーリング柱状図XMLファイルとインポート先ファイルジオデータベースを指定してから [OK] で実行)

このツールは、ボーリング柱状図XMLを読み込むためのカスタムフォーマット(ユーザー定義のリーダー)と、それによって読み込んだデータをファイルジオデータベースに格納するためのメインワークスペース(ツール本体)で構成されています。

XML読込部分をツール本体から切り離してカスタムフォーマットとして作成したのは、ボーリング柱状図XMLをファイルジオデータベース以外のフォーマットに変換する必要が生じた場合に、XML読込部分を再利用し易くするためです。

※ツール作成時のArcGISのバージョン: ArcGIS 10.4.1 (ArcGIS Data Interoperability は FME 2016.0.1 相当)

1. カスタムフォーマット: JP_MLIT_CALS_EC_BORING_XML

ボーリング柱状図XMLを読み込み、ジオメトリと属性を持つフィーチャー(48フィーチャータイプ)に変換して出力します。ジオメトリは、ボーリング位置 (経度, 緯度) と調査・試験実施箇所の標高 (Z) を表す3Dポイントとなります。

2. メインワークスペース: 「ボーリング柱状図XMLのインポート」ツール本体

カスタムフォーマットで読み込んだフィーチャーを一部加工のうえ、ファイルジオデータベース(44フィーチャークラス)に出力します。