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最終更新: 2015-09-06

ワークスペース骨子の作成 (Generate Workspace)

多くのワークスペースは、既存のデータセットからデータを読み込み、何らかの変換をしてから出力先のデータセットに書き出すことを目的とします。
そのようなワークスペースを新たに作成する場合は、Generate Workspace 画面によってリーダーとライターが追加済みのワークスペースの骨子を効率的に作成することができます。

Generate Workspace 画面は次のいずれかひとつの方法で開くことができ、リーダーとライターをひとつずつ追加するための設定をします。

  1. メニュー: File > New で Create Workspace 画面を開き、Generate workspace を選択する。
  2. メニュー: File > Generate Workspace を選択する。
  3. キャンバスに Start タブがある場合は Getting Started ボックスで Generate workspace を選択する。

各フィールドの設定方法は、リーダー/ライターを単独でワークスペースに追加するときの Add Reader/Writer 画面と同じです。
参照: リーダーの追加 (Add Reader)
参照: ライターの追加 (Add Writer)

Add Reader/Writer 画面と異なる部分については以下のとおりです。

Import feature type definitions チェックボックス (出力先データセットのフォーマットがデータベースの場合のみ)

このチェックボックスはライターのフォーマットとしてデータベースを選択した場合に有効になり、これをチェックすると、OK ボタンで閉じたときに既存のデータベースとそのテーブル (フィーチャータイプ) を選択する画面が開き、選択したテーブルのスキーマをライターフィーチャータイプにインポートすることができます。

この機能は既存のデータベーステーブルにレコードを挿入するためのワークスペースを作成するなどの場合に有用です。例えば、既存の Oracle データベーステーブルにレコードを挿入する場合、このチェックボックスをチェックして OK で閉じ、レコード挿入先のテーブルを選択すると、そのテーブルのスキーマと完全に一致するスキーマが定義済みのライターフィーチャータイプがワークスペース骨子に追加されます。

Workflow Options

Static Schema (デフォルト) を選択したときは、原則としてソースデータセットに属するフィーチャータイプごとのリーダーフィーチャータイプ、及びそれらと1対1で対応するライターフィーチャータイプが接続済みの状態でワークスペース骨子が作成されます。
ただし、前述の Import feature type definitions 機能によって既存のデータベーステーブルからライターフィーチャータイプにスキーマをインポートした場合には、接続は行われません。

Dynamic Schema を選択したときは、リーダーフィーチャータイプはソースデータセットに属するフィーチャータイプの数に関わらず Single Merged Feature Type (統合フィーチャータイプ) としてひとつだけ作成されます。ライターフィーチャータイプもひとつだけ作成され、Dynamic Properties オプションが設定されます。
このオプションで追加されたライター (出力先) スキーマは、ワークスペースの実行時にソースデータセットのスキーマに基づいて動的に構成されます。


各フィールドを設定してから OK ボタンで閉じると、リーダーとライターをひとつずつ持った新しいワークスペースが作成されます。


これを骨子として他のリーダー/ライターやトランスフォーマーを追加・接続するなどによってカスタマイズすることができます。